るろうに剣心はすごく好きな作品です。原作もアニメも全て見ています。
佐藤健さん主演の実写版の「るろうに剣心」も見ましたが、個人的には…。
やっぱりアニメだねw
それで、TVアニメとは別にOVAもあるのですが、そちらを見たので感想を書こうと思います。
見た順番は「新京都編」「追憶編」「星霜編」です。
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-
幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客緋村剣心。明治維新後は「不殺」(ころさず)を誓い、流浪人として全国を旅していた。神谷薫との出会いや、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵達との戦いを通じて、贖罪の答えと新たな時代での生き方を模索していく。
東京編、京都編、人誅編と大きく分けて3部構成になっているこの作品は、ドラゴンボールのように長すぎず、ドラゴンボールのようにクドすぎず、ドラゴンボールのように・・・。
すいません、ドラゴンボールを悪く言うつもりは無いですが、すごく良く考えられた作品です^^;
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るろうに剣心 新京都編
新京都編はるろうに剣心の中でも一番人気の高かった志々雄真実との戦いを御庭番衆の巻町操の視点から描いている作品なのですがこの作品はヒドイ!
操の視点とかそういうの関係なくめちゃくちゃです。
一言で言うならば原作を無視し過ぎです。
ちょっとネタバレになりますが、僕が納得行かない点を簡単に紹介します。
◆十本刀 “刀狩”の張との戦い
原作にもある通り十本刀の剣士”張”と戦うのですが、この戦いの一番の見せ場「薄刃乃太刀」を使いません。
薄刃乃太刀は新井赤空作・後期型殺人奇剣で細い帯状の刀で”張”と言えばこの刀なのに、このシーンが一切なく、2刀流で戦い剣心にボコボコにされ負けます。
◆十本刀について
新京都編では十本刀は張、安慈、宗次郎、方治、宇水、不二の6人しか出てきません。
まぁこれは、OVAという限られた時間の中なので省略されるのは仕方がないことかもしませんが、まぁ違和感しかありませんw
◆左之助と安慈の戦い
こちらも京都編の名シーンです。左之助が京都に向かう途中、安慈に出会い必殺の拳”二重の極み”を教えてもらい、その技を使って安慈と戦うのですが、新京都編では、安慈との出会いもなく当然”二重の極み”を使いませんw
(二重の極みに似たのは使っています)
◆宇水は斎藤と戦いません
十本刀のNo2の宇水と新選組の斎藤の戦闘は結構好きなシーンですがバッサリカットされてますw
そして、志々雄と戦ってそのまま姿を消します^^;
◆志々雄真実との戦い
まず、原作では最終決戦を志々雄のアジトである大灼熱の間で戦うのですが、新京都編では戦艦煉獄で戦います。
まぁこれは許そう。
でも「天翔龍閃」そして「九頭龍閃」は??
本来なら、最終奥義「天翔龍閃」で志々雄真実を倒すのですが、今回は技らしい技をお互い出さずに戦いますw
◆志々雄 → 蒼紫
この作品の中で一番納得いかないのは順番です。
原作では四乃森蒼紫と戦って、その後に志々雄真実と戦います。
しかし、この新京都編では、志々雄と戦った後に蒼紫と戦います。
いくら、操の視点で描いていると言ってもタイトルが京都編なのだからここだけは順番を守って欲しかったです。
そして蒼紫弱すぎw
流水の動きも見せなければ回天剣舞も無し。
最後はおでこをこつかれ敗北w
志々雄もそうですが、この作品は技を出したらいけないのかな…。
以上、他にも思うところはありますが、「るろうに剣心 新京都編」がいかにク◯なのかを思いのまま書いてみました。
そこまでク◯なのか逆に見てみたいと思った方は是非見てみてくださいw
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るろうに剣心 追憶編
心が人斬りとなり、そして不殺の誓いを立てるまでの運命の物語。
幼い心太は野盗の襲撃のさなか、飛天御剣流の継承者・比古清十郎と出会った。彼は心太に「剣心」の名と、「人の夜のために振るう剣術」である飛天御剣流を授ける。
しかし数年後、剣心は京都で血みどろの刀を振るう「人斬り抜刀斎」となっていた。
ある雨の夜の死闘で、彼は一人の美しい女性と出会う。名前は巴。
彼女との出会いが、剣心を大きく変えていくことになる…。
次に見たのが剣心が“人斬り抜刀斎”になるまでの経緯を描いた追憶編です。
雪代巴との出会いから別れ、そして不殺を誓うまでのエピソードが描かれていて新京都編とは違い本当に面白かったです。
剣心と雪代巴の悲しい運命が情熱的に描かれています。
るろうに剣心が好きなら是非見て欲しい作品ですね!
るろうに剣心 星霜編
愛する人に寄り添い、共に生きることを真摯に貫いたヒロイン『神谷 薫』の追想譚を基軸に、過去に犯した「人斬り」の罪に対する贖罪の”答え”として、剣と心を賭して闘いの人生を完遂する道を選んだ主人公『緋村剣心』の魂の軌跡を描いた、渾身の最終章!!
最後に見たのが原作の人誅編以降の剣心たちの人生を描いた星霜編です。
こちらは原作でも描かれていなかった十数年後のオリジナルストーリーで剣心の息子が登場したり、弥彦が強くなっていたりと剣心好きには面白い話だと思います。
そして過去の回想を入れながら、傷ついた剣心の最期まで悲しい結末を描いています。
最後に
新京都編への”不満”を長々と書いたため、追憶編、星霜編は駆け足になってしまいましたが、追憶編、星霜編はどちらも素晴らしい作品です。
原作、TVアニメ版が好きだった人なら十分に見応えのある話になっているので是非見てみてください!
そして新京都編のク◯っぷりにも共感をして欲しいので気が向いたら新京都編も見てみてください!